ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン、『リピータビリティ-再現可能な不朽のビジネスモデル』を刊行

NEWS RELEASE

ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン、
『リピータビリティ-再現可能な不朽のビジネスモデル』を刊行
~「どこで戦うか」より「どう勝つか」~

このたび、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン(東京都千代田区/代表:火浦俊彦)は、『リピータビリティ - 再現可能な不朽のビジネスモデル』をプレジデント社より出版いたしました。同書は、2012年に米国で出版された『Repeatability』(ハーバード・ビジネス・レビュー・プレス)を元に、日本の事例や日本企業にとっての意味合いを加え、日本版として刊行したものです。

ベイン・アンド・カンパニーの調査によれば、過去10年間で一定水準以上の持続的成長を実現させたグローバル企業は、全体のわずか11%程度しか存在しておりません。世界12カ国、約2000社を対象に行った調査と25年にわたる研究を通して、持続的成長を実現している企業に共通する「再現可能な不朽のビジネスモデル」、および下記の共通した原則を導き出しました。

【基本原則】
① 自社の勝ちパターンを明確にする「明確に差別化されたコア事業」
② 組織としての基本原則を表す「絶対に譲れない一線」
③ 継続的改善を促す「循環型学習システム」

企業を取り巻く環境の急速な変化と複雑化、先行きの見えない不確実な状況により、持続的な収益成長と企業価値向上を実現することはますます困難になっています。ビジネスにおける戦略の性質そのものが根本的に変わりつつある中、コスト削減や営業・マーケティングの改善、企業買収などといった個別の応急処置的、対処療法的な打ち手だけでは閉塞感を打ち破るにはいたらず、まさに今、現状を打破するための骨太のアプローチが求められています。

基本原則は、過去をすべて捨てて新しいものにチャレンジするのではなく、自社が差別化できる、競争力のあるものをコアとする戦略を構築し、それを組織の末端まで「譲れない一線」として浸透させつつ、現場や顧客からのフィードバックに基づいて継続的に発展・適応させるといった、単純ゆえに有効で持続可能なものです。また同書では、「複雑化は成長戦略のサイレントキラー」として、組織や施策、経営の複雑化の弊害を指摘し、継続的に高業績を達成している企業がいかにしてコア事業の単純さを維持しているかを説明しています。

こうした「再現可能な不朽のビジネスモデル」は、持続的成長を遂げる複数の日本企業にも実際にみられます。「創業者の目線」で企業の差別化を深く考え抜くことが、複雑化の抑制と「再現可能な不朽のビジネスモデル」の確立・発展の要諦として強調されています。複雑性を増す昨今の経営環境において、同書は今後の日本企業に大きな道筋を示すものであると考えております。

【事例企業一例】

  • ナイキ
  • イケア
  • アップル
  • レゴ
  • しまむら
  • YKK
  • アシックス

本書の概要および目次
書名:「リピータビリティ - 再現可能な不朽のビジネスモデル」
著者:クリス・ズック、ジェームズ・アレン
訳者:火浦俊彦、奥野慎太郎
発行:プレジデント社
価格:2,310円

目次:  
           第1章 再現可能な不朽のビジネスモデル
           第2章〔原則1〕明確に差別化されたコア事業
      第3章〔原則2〕絶対に譲れない一線
      第4章〔原則3〕循環型学習システム
      第5章 フリーダムかフレームワークか
      第6章「単純さ」の勝利
      第7章 日本企業への示唆

ベイン・アンド・カンパニーについて

1973年米国ボストンに創設。現在世界36カ国に55拠点のネットワークを展開し、約6,000名を擁する、世界有数の戦略コンサルティングファームです。クライアントとの共同プロジェクトを通じた結果主義へのこだわりをコンサルティングの信条としており、結果主義の実現のために高度なグローバル・チームワーク・カルチャーを特徴としています。1982年に設立された東京オフィスも、国内およびグローバル企業の最重要経営課題の解決と結果の実現のために邁進しており、収益のフルポテンシャル、事業再建、M&A戦略等の分野で高いシェアを有しています。

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