ESGレポート
概要
ベインはデータ解析企業のアスタミューゼと共同で、日本企業がESG を機会創出につなげるためのヒントとなるようなランキングや事例を紹介するレポートを発表しています。
これまでのESG の議論は、ESGをリスクとして捉えどういった対策を取るか、といった視点が主流でした。今後は、各企業が持つ技術、イノベーションをESGにおける課題解決にどのように活かし、事業化を図っていくかということが注目されていくことが予測されます。
第3回めとなる【Bain x Astamuse データで読み解く脱炭素】レポートでは、2030年および2050年時点の企業別脱炭素削減インパクトランキングと上位企業のケーススタディーを紹介しています。
2050年のランキングではトヨタ自動車を含む日本企業4社が上位10社にランクインしています。これらの企業が高い競争力を有する領域は多岐にわたりますが、水素(水素システム・インフラ、水素・アンモニア発電等)や自動車(電気自動車等)、エネルギー(水力エネルギー/中小水力発電等)関連技術に加え、二酸化炭素吸収/吸着/分離/濃縮/長期保存可能な素材、パワー半導体等を中心に、日本企業が高い技競争力術を有しています。
ESGを成長機会につなげるには、①明確なターゲット、②ターゲットの達成に必要な「攻め」と「守り」のESG施策、③ESG施策を実行する為のオペレーティングモデル、④ESG施策の成果の対内・対外的コミュニケーションを含む効果の刈り取りの4つの要件があります。本稿では、実際にESGの推進で企業価値向上を実現した企業としてドイツの製造メーカー、Siemensのケーススタディを紹介しています。
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