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コア事業進化論 -成長が終わらない企業の条件-

コア事業進化論 -成長が終わらない企業の条件-

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コア事業進化論 -成長が終わらない企業の条件-
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「コア事業進化論」は、2007年に米国で出版された「Unstoppable」(ハーバード・ビジネススクール・プレス)を元にしています。原著は、アップル、デビアス、IBM等、永続的成長を続けるグローバル企業の徹底的な事例を詳細研究、発売と同時に話題のビジネス書として米国でベストセラーとなりました。このたびの翻訳刊行に際し、本書では新たに日本企業の事例として、三井不動産株式会社、スルガ銀行株式会社のケーススタディを盛り込み、成長の一手に悩む日本企業への指針を提示しました。

本書は、変貌著しい国内のマクロ社会・経済環境、グローバル経済、そしてボーダレス金融という大きなうねりの中、企業の寿命を左右する大きな激動に直面し、先手を打って本格的な企業転換を実現したいという日本企業の進むべき道を考えるヒントが凝縮された内容となっています。企業の成長法則が予想より早く限界に到達し始めたように見えた際、コア事業を継続しながら、同時にコア事業モデルを根本的に変更するにはどうすればよいのか、というテーマを主眼にしています。

「コア事業進化論」は、ベイン・アンド・カンパニーの日本も含めた全世界の組織を挙げた永続的な企業価値向上戦略の研究から生まれました。具体的には、G7諸国の8,400社の業績を15年間追跡調査したデータベース、米国の公開企業500社の1995年から2004年までの調査、コア事業の再定義という課題にうまく立ち向かった企業として世界中から慎重に抽出された25社の詳細な事例研究等、日本企業も含めたグローバル企業データベースの実証データによる分析・検証を通じて成功企業に共通する「実証済みの成功法則」を導出しています。

調査したすべてのコア事業転換の成功事例において、「隠れた資産(Hidden Asset)」の再発見と活用が事業転換の成功のカギであるという成長法則が事実に基づき明らかになりました。隠れた資産とは、 ①以前は過小評価されていた、②十分に認識されていなかった、または③十分に活用されていなかった資産です。調査を通じてこれらの隠れた資産は、多くの企業ではすでに社内に存在し、そのことを企業が明確に実感していないことも判明しました。

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