Hiroto

あなたのキャリアに関して教えてください。

私は大学卒業後、三菱UFJ銀行に入行し、主に東京とニューヨークにてプロジェクトファイナンス業務に従事しました。多くの大規模プロジェクト向けの融資案件を経験し、非常に貴重な経験をさせて頂きましたが、銀行という立場上、「金融」という形でしかプロジェクトに関わることができず、当事者になりきれないことに対する歯がゆさや、「もっとプロジェクトの上流に携わりたい」という思いが次第に芽生えてくるようになりました。その後、コロンビアビジネススクール(CBS)にてMBAを修了後、2021年よりベインでコンサルタントとして勤務しております。金融の枠を越え、クライアントの最も重大な経営課題の解決に取り組める現在の環境はとても学びが多く、充実した日々を過ごせております。

ベインに入社を決めた理由は何ですか?

CBS在学中に、優秀な学生にたくさん出逢ったのですが、その多くがコンサルティングファーム出身で、自分も彼ら・彼女らのようになりたいという思いから、コンサルティングファームでのキャリアを意識するようになりました。その中でもベイン出身の学生は、優秀なのに非常に謙虚で親しみやすく、周りを助けたいという精神を持っていたことが印象的でした。特に印象に残っているのは、ベインに応募した際に一緒の授業を履修していたベインのミラノオフィスの学生です。彼はベインのカルチャーについて詳しく教えてくれて、ケース面接対策にも惜しみなく時間を割いてくれました。その他にもベインの東京オフィスの方と接する機会がありましたが、みな共通して接しやすい雰囲気を持っており、そういった空気感やサポーティブなカルチャーに共感し、ベインを選択しました。

ベインが目指す多様でインクルーシブな環境は、あなたをどのように支えてきましたか?

ベインは社員の様々な事情に対して協力的で、私にとっては子育てへの理解があり、仕事と育児の両立へのサポートが一番助かっています。我が家は共働きで小さな子供がいるため、これまで保育園の送迎や子供が体調を崩したときなど、仕事を一時的に離れなければならない場面があったのですが、毎度チームメンバーは快く送り出してくれました。私に限らず、家庭の事情で仕事を離れる必要があるメンバーがいる際に、それをチームでカバーするということを何度も経験しました。そうした助け合いの精神を社員全員が当然のように持ち合わせていることは、素晴らしいことだと感じています。育児をしながら働き続けることができているのは、こうしたベインのカルチャーのおかげだと感じています。

ベインで働きたい方へ伝えたいことはありますか?

前職で、いわゆる日本的な組織に10年近く身を置いていたため、転職を決断する際にはかなりの勇気がいりました。ベインに飛び込んでみて私が思うのは、「思っていたよりも、ベインは優しい」ということです。もちろん仕事で結果を出すことは求められるため、そうした点では確かにシビアかもしれません。ただ、それ以上に社員同士の助け合いの精神が強く、絶対評価であるために、同僚との不健全な競争もありません。社員同士の交流イベントが多数開催されたり、チームでのランチやディナーがあったりと、社員が自然と仲良くなる仕組みが多く用意されているのも魅力の一つです。少しでも興味を持っていただけた方には、ぜひベインの社員と接し、アットホームで居心地の良い空気間を感じてもらえたら嬉しいです。